理容師のセットはどうやったら上達ができるのか?詳しく説明してみた

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技術
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セットは最後の仕上がりの部分ですが、セットがちゃんとできないとカットが上手くても綺麗に見えません。 逆にカットがいまいちでもセットが上手かったらカットも綺麗に見えます。

セットはセンスを問われますので深く研究して、お客様に気持ちよく帰っていただけるようにスキルアップをしましょう。

 

乾かしからセットがはじまっている

 

セットは髪が濡れた状態を乾かす所からすでに始まっています。

手ぐしで乾かしてもだいたい形が整います。 ドライヤーの風を手ぐしの中に当てるイメージで毛先まで熱を加えて乾かしていきます。このように手ぐしでドライヤーの熱を加えて形を作りながら乾かすことをフィンガーブローと言います

例えばオールバックを作りたいのであれば、髪全部を後ろに流すように乾かしていきます。しかしただの乾かしもそうですが、フィンガーブローをする時は風の当て方を注意しなければいけません。 ドライヤーを頭に近づけ過ぎたりおでこなど、皮膚が保護されていない所にずっと風を当てっぱなしにするとお客様は熱いです。

風の当て方は髪を流したい方向に向かって当てていきます。 オールバックであれば後ろに髪を持っていきたいので、ドライヤーの風も前から後ろに向かって風を当てていきます。 またフィンガーブローをする注意点として他にもきをつけてほしいのが100%濡れた状態からするのではなく、タオルでできる限り水分を取ってから行う事です。

1からドライヤーで乾かそうとしても時間だけかかって効率が悪いです。

 

根本矯正

 

根本矯正は髪の根本に温風で熱を加えてブラシを使って癖づけをし自分がセットしたい方向に髪の毛を流し冷ますと根本が癖付けせれている状態にする事です。

オールバックを作る時にただブラシで髪を後ろにとかすだけではセットを維持することが難しいので 根本矯正をして毛の向きをしっかりと固定していきます。 その際に注意してほしいこともありますのでその都度お話しますね。

まずブラシで癖付けをすると言っても髪の毛全部を一気に根本矯正することはできませんので、根本矯正をする際は1センチ幅でスライスをとって1センチずつ根本矯正を行うと良いでしょう。

ドライヤーの風を頭皮に当てすぎないように注意する

ブラシとドライヤーで流したい方向に向かって毛を流すわけですがここで注意することがあります。ドライヤーの温風をお客様の頭に向かってずっと当てっぱなしにするのはやめましょう。お客様はすごく熱いと思います。私も熱いとお客様に言われた経験があります。 まだセットに入客していない時にウィッグを使って練習をしました。

ウィッグですとドライヤーの熱を当てっぱなしで練習していても全然熱いとも言わないんですよね。当たり前ですよね(笑)練習の感覚のままお客様の頭をセットすると必ずクレームをもらいます。 私もお客様の頭皮に温風を当て続けて熱いと言われたことがあります。ドライヤーは頭皮から離れた位置でちょっと軽く揺らしながら当てるとそんなに熱くないと思いますよ。

ウィッグでの日々の練習からお客様の頭をセットしているんだと意識することが大切です。 ウィッグが喋らないとしてもお客様は何かあったら不快に感じてしまします。

髪の毛をしっかり掴む

ブラシを使用する場合はしっかりと髪の毛をブラシで掴むことが大事です。ブラシ使いが中途半端ですと根本矯正もできませんし風も通りにくいためセットがうまくいきません。ブラシを使う時に大事なのは髪の根本から毛先までブラシを通して熱を当てて毛先までセットしてください。

毛先がしっかりセットされている髪の毛は仕上がりが全然違います。ブラシから毛が出ないように風を当てるのがポイントです。熱を当てたらちょっと冷ますと形ができます。セットで形ができるのは熱が冷めた時です。温風を当てた後にドライヤーで冷風を当てるとセットの時間が 短縮されるので慣れてきたら試してみてください。

 

整髪料の種類

 

ドライヤーセットの後にツヤを出したい時や髪の毛がおさまらない時におさめるには整髪料をつけると効果的です。

どの整髪料を使うのかはスタイルによっても異なりますが、普通の理容のスタイル(オールバックやサイドバック)であれば リキッドヘアクリームポマードあたりが定番です。オールバックにしてジェルで固めてしまう方もいらっしゃいます。白髪が多いお客様であればVO5(ブルーコンディショナー)をつけると白髪が馴染みますのでおすすめです。

またデザインカットであればワックスも使いますしムースハードスプレーでスタイリングするのも良いですね。

 

整髪料のつけ方

整髪料をつけるポイントとして普通の理容スタイルはボックス型がシルエットですのでボリュームを抑えるところは多めに、ボリュームを出したいところは少なめにつけるとセットしやすいですよ。

なぜかと言いますと整髪料をつけすぎてしまうと整髪料の重みで髪の毛に動きが出にくくなってしまいます。ペターっと潰れた状態になるわけですね。

したがってセットでボリュームを抑えたい部分は整髪料を多めに、ボリュームを出したい部分は整髪料を少なめにつけると良いですよ。

 

整髪料をつける順番

 

整髪料をつける順番もおおよそ決まっています。先ほど整髪料の付け方でお話しましたが、ボリュームを抑える部分は多めにつけますがボリュームを出したい部分は少なめにつけます。整髪料をつける順番をオールバックを例にして説明します。

 後頭部の毛の中間→頭頂部の毛の中間→両サイドの毛の中間

毛の中間につける理由は、髪の毛全体に整髪料をなじませるためです。

よく表面にたくさんつける人を見かけますが表面だけに整髪料をつけてもセットが長時間持続しません。髪の中間につけることによって全体になじんでセットができるようになります。

でも毛の中間に付けることを意識しすぎて毛穴につかないように注意しましょう。毛穴に整髪料がついてしまいますと毛穴が詰まって衛生的によくありません。

 両サイドの表面→頭頂部の表面→後頭部の表面

整髪料を髪の毛の中間につけたら手に余った残りの整髪料を髪の表面につけていきます。しっかりと髪の毛をおさえるように表面につけていきます。

 前髪

最後は前髪です。前髪はボリュームをだすもっとも重要な部分です。

整髪料を多くつけてしまってはボリュームが出ないので手に残った最後の整髪料を塗っていきます。 このように整髪料をつけるときにはボリュームをおさえる部分とボリュームを出す部分を考えてつけましょう。

ボリュームを抑えたい部分に最初につけて、ボリュームを出したい部分は後からつけると良いでしょう。

 

お客様が入ってきた時の髪型を覚える

 

お客様がご来店された時の髪型を覚えておくとセットがスムーズに行えます。

よほどのことがない限りスタイルを変えるお客様は少ないです。ご来店された時のお客様の髪型が7:3であれば最後に髪を乾かす時に「7:3でよろしいですか?」と軽い感じで聞いてみてください。 きっとお客様はその問いかけに「はい」と答えるでしょう。

そんな感じで来店された時の髪型を覚えておくことと最後の乾かしで髪型の確認をすだけで余計なことは聞かなくても大丈夫ですし。何よりも色々と聞かれるとお客様はちょっと引いてしまうことが多いです。 お客様のオーダーやスタイルを覚えておくとお客様は嬉しいんですよね。そうやってお客様からの信頼も獲得できてファンも増えていきます。

ちょっと話がそれてしまいましたがお客様にはできるだけ簡単な答えやすい質問をすると良いです。 なのでお客様が来店された時の髪型を覚えておいて、最後の乾かしで確認をするような感じで来店された時と同じ髪型で良いか軽く聞いてみてください

 

まとめ

 

ここで書いたこと以外にもセットでの大事のことはありますが、ボックス型のオールバックやサイドバックのセットはここに書いてあることを実践すれば上手くなれると思います。

セットだけではありませんが何事も感覚を掴むまでは練習が必要です。ウィッグで練習をするのも良いですが スタッフの頭を借りて実際の人の頭でも実戦形式でセットをしてみてください。

そうそることによって自分のセットでお客様はどのように感じているのか知ることができます。ドライヤーの風は熱くなかったか確認することもできます。

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